風俗業界では、一部の業種を除いてお客さんと本番行為をすることは禁止されています。
しかしながら、中には裏オプションとして自らお客さんと本番行為を行う女の子も存在するようです。
今回の記事ではどうして風俗店での本番行為が禁止されているのか、その仕組みと実態について解説します。
目次
本番行為とは？
風俗業界において「本番行為」というのは原則禁止されています。
本番とは、男女の性行為において挿入やセックスそのものを指す言葉で、風俗業界ではよく使われています。
ソープランドを除いた全ての風俗業種でのセックスは「禁止」です。
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どうして風俗では本番行為をしちゃいけないの？
ソープランド以外の風俗店では禁止されている本番行為ですが、その実態は、「フェラや手コキ・素股は疲れる」という理由から本番行為をしている風俗嬢も少なくありません。
どうして風俗店で本番行為をしてはいけないのでしょうか？
「バレなければ良い！」程度のことなのでしょうか？風俗店で本番行為をしてはいけない理由を説明します。
法律で禁止されている
風俗店で本番行為をしてはいけない理由は、売春防止法という法律で禁止されているからです。
第一条 この法律は、売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、売春を助長する行為等を処罰するとともに、性行又は環境に照して売春を行うおそれのある女子に対する補導処分及び保護更生の措置を講ずることによつて、売春の防止を図ることを目的とする。
ここでいう売春とは「代償を受け、又は受ける約束で、不特定の異性と成功すること」だとされています。
つまり、風俗店でセックスをすること自体が禁止されているのではなく、金銭やモノのやり取りの上でセックスすること（＝売春）が禁止されているのです。
セックスの対価として金銭を受け取った証拠があれば売春とみなされ、逮捕される危険性があるので気をつけましょう。
本番行為をする風俗嬢の実態とは？
ソープランド以外の風俗店では固く禁止されている「本番行為」ですが、中には本番をしてしまう風俗嬢の方もいます。
本番行為の実態は風俗店舗や業種によって大きく異なりますが、彼女たちはどういう理由で本番行為を行うのでしょうか？
なぜ本番行為をする風俗嬢が多いのか？
今回は本番行為をしてしまう風俗嬢の実態に迫るべく、実際に風俗店で働いている複数人の女の子に聞き取り調査しました。
そもそも「お金を稼ぎたい」と思っている女の子が多く在籍する風俗店ですから、お客さんからの提案と金額に根負けして本番行為に及ぶ方が多くいる様です。
最近は「デリヘル嬢とセックスする方法！！」と題した情報を公開・販売している方もいるくらいですから、セックスしたい男性は用意周到です。
その他にも、
- フェラとかのサービスが大変だから
- リピートして良いお客さんを囲いたい
- 断るのが怖い、面倒くさい
などの意見がありました。（調査に協力いただいた女の子の方に感謝です！）
ただし、そういう女の子が在籍しているせいで、他の女の子に迷惑がかかる場合もある様です。
「本番行為を断ってしまうと、低い評価を受けてしまうかもしれない」という考えがあって男性からの交渉に応じてしまう女の子もいます。
自分だけが！という思いで本番を行なっているのであれば、大変迷惑なことだと言えるでしょう。
本番行為をするデメリットとその実態
いくらお金が稼げるからといって、本番行為に応じてしまうと様々なデメリットが生じます。
- 毎回本番行為を求められるようになる
- 飽きられる
- バレると解雇される、罰金がある
- 性病の可能性がある
- ネット掲示板やSNSで噂になる場合も（そして解雇）
お客さんから毎回本番行為を求められるようになる
ちょっとした出来心で一度本番行為に応じてしまうと、同じお客さんに対して毎回本番行為に応じなければならなくなります。
こうなると本当に面倒です。
断るごとに「この前はしてくれたじゃん」なんて言いがかりを付けてくるので、その気が無くても応じざるを得ません。
飽きられる
キャバクラやギャラ飲みなどのお仕事にも通じるものがありますが、男性からしてみれば本番行為とはゴールです。
それ以上の関係の発展もなく、男性が追い求めるものもなくなるため、一度本番行為に応じると「飽き」が来てしまいます。
逆に言えば、いかに最後の一線を超えないようにしてお客さんを掴むかという点が風俗嬢の売り上げを左右する要因となるでしょう。
解雇・罰金のリスクも
女の子が勝手に裏オプションを付けて本番行為に応じることは、お店側からするとデメリットにしかなりません。
そもそも法律で禁止されていることですし、お店の売り上げにもならないため、ほとんどの風俗店は「本番行為に厳しい罰則を設けている」ことが多いです。
どうしてもお金を稼ぎたい！という女の子であれば、裏オプションとして本番するよりもソープランドで働くべきかもしれません。
特にソープランドの設定金額が高い場合はお客さんの質も良いです。
ソープランドで本番行為が合法的に許されているのは、特殊浴場という業態で許可を得て営業しているからです。つまり、「女性と客が自由恋愛の末、勝手にセックスしている」という理屈でソープランドは成り立っています。
ネット掲示板やSNSなどで書き込まれる
本番行為を一度でも受け入れた場合、◯◯店の××ちゃんが！といった具合でネット掲示板やSNSなどに書き込まれる場合もあります。
このような噂は女の子だけではく「本番行為ができるお店！」として紹介されてしまったお店側のデメリットにもなりますし、警察のガサ入れの理由にもなります。
最悪、営業停止にまでなる可能性がありますから、気をつけてください。
責任者やスタッフはもちろん、風俗で働いている女の子も保護・身柄拘束・逮捕となる可能性もあります。
風俗の摘発の様子
いずれにせよ、法律はもちろん、お店のルールで禁止されていることは遵守するべきです。
風俗業界はとても狭いコミュニティなので、一度ルール違反したことがバレれば、再就職が難しくなります。
本番行為ができる女の子なら、ソープランドやちょんの間で働きましょう。
次は、本番行為ができる風俗店とその実態について解説します。
本番行為ができる風俗とその実態
日本において本番行為が合法である風俗店は2種類だけです。
ソープランドとちょんの間以外で本番行為があった場合、全て法律違反になるため注意してください。
ソープランド
ソープランドは「お風呂屋さん」として営業されているお店です。
名目上は「お客さんと従業員がお互いに恋愛感情を持ってしまって、自由恋愛でセックスをしている」とされています。
ソープ嬢はセックス一回で2万円～10万円という高額の給料を受け取ることが出来ます。
報酬に幅があるのは、大衆ソープから高級ソープまで、お店のレベルが異なるからです。男性の支払う料金が高くなるほど女性のレベルが求められます。
| 現役ソープ嬢の収入比較 | |
|---|---|
| 地域 | 平均日給 |
| 北海道・東北エリア | 8万円 |
| 関東エリア | 13万円 |
| 中国・近畿エリア | 11万円 |
| 四国エリア | 9万円 |
| 九州エリア | 10万円 |
ソープランドの収入は地域差があるので、高収入な地域で働くことをおすすめします。
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ちょんの間
ちょんの間とは、短期間での性的サービスを提供する風俗店のことを指します。
「ちょっとの間」楽しめる風俗店ということで、サービスも15分からと、とても短期間です。
ちょんの間は「料亭」という名目で営業されています。
ソープランドと同様、「自由恋愛でセックスをしている」という建前のもと、仕事が成り立っています。
ソープランドと異なる点としては、
- オプションサービスがない
- 身体を洗うスペースがない
- 摘発を受けて以来、お店の数が減り続けている
以上3点が大きく異なります。
- 堀之内（関東）
- 飛田新地（関西）
本番行為なしにお金を稼ぐには？
風俗で本番をせずに稼ぐには、指名本数を増やすか、一回のコース料金が高い高級風俗店で勤務することがおすすめです。
テクニックを磨いたり、愛想の良い接客を心がけたりして、地道にファンを作っていきましょう。
また、一回のコース時間が短い箱ヘル（ファッションヘルス）で勤務することも候補の1つでしょう。
お店の回転率が良いため女の子に支払われるお給料もその分高い傾向にあります。
興味のある方は以下の記事を参考にして下さい。
まとめ：風俗店での本番行為の実態を調査してみた結果！
今回は風俗店での本番行為の実態と、そのルールについて解説しました。
ソープランドかちょんの間でのみ許されている本番行為です。
しかし、デリヘルなどの風俗店でも裏オプションとしてセックスしてお金や指名を稼ぐ女の子もいます。
- 毎回本番行為を求められるようになる
- 飽きられる
- バレると解雇される、罰金がある
- 性病の可能性がある
- ネット掲示板やSNSで噂になる場合も（そして解雇）
など、本番行為はそれなりのリスクが伴う行為です。お店や他の女の子へ迷惑をかけないためにも避けて通るべき道だと言えます。
もしも本番しても良い！と思うのであれば、ソープランドで合法的に働きましょう。
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