風俗のバック率は女の子の給料に直結する重要な数字です。
風俗求人の多くは「日給〇万円以上可能!」と記載があるだけで、具体的なバック率や稼げる金額は明記されていません。
風俗の仕事は接客をして初めて給料が発生する成果報酬型です。
自分が勤務する風俗店のバック率を把握しておかないと、給料の内訳が分からないままです。
そこで今回は、風俗店のバック率について、業種別の平均値とバック率を高くする方法をまとめました。
女の子の給料の仕組みを理解して、これからの活動に役立ててくださいね。
目次
風俗店のバック率とは?
風俗店のバック率とは、お客さんが支払う料金から女の子が受け取る金額の割合のことです。
お客さんが支払った料金は、お店と女の子で分け合います。
つまり、バック率は女の子の給料を決定する重要な要因の一つです。
例えば、60分で2万円のコース料金の風俗店に勤務しているとしたら、
- バック率50%の場合:2万円×50%=1万円
- バック率70%の場合:2万円×70%=1万4千円
このように、バック率によって女の子の給料に差が生じます。
バック率が高ければ高いほど、女の子が受け取る給料が高くなります。
バック率70%以上の風俗求人はコチラ
風俗店のバック率はお店によって異なる
風俗店のバック率はお店によって異なるので注意が必要です。
- 風俗店Aでは、60分コース2万円で、女の子の給料は1万円(バック率50%)
- 風俗店Bでは、60分コース2万円で、女の子の給料は1万4千円(バック率70%)
同じ料金の風俗店でも、働くなら風俗店Bの方がお得になりますよね。
コース料金が同じでもバック率の違いで給料が大きく変わってしまいます。
風俗嬢の手取りの計算方法
風俗嬢のお給料(手取りの金額)は、
プレイ料金×バック率−雑費
で計算できます。
男性が支払うプレイ料金は、
- お店
- 選ぶコース
- 女の子の指名料
- 有料オプションの有無
で変わります。
バック率は50%前後が平均ですが、本指名の数が増えるとバック率を上げてくれるお店がほとんどです。
風俗店では雑費という名目で給料から天引きされるお金が存在します。
雑費とは、プレイで使うローション代やタオル代やクリーニング代などに充てられるお金のことです。
雑費が0円の風俗店もありますし、固定金額のお店もありますし、給料の何%かとるお店もあります。
風俗店のバック率は50%~70%が相場
風俗店のバック率は「50%〜70%」が相場です。
業種によってバック率の相場は異なります。
<←横にスライドできます→>
バック率 | コース時間 | 1本あたりのバック金額 | |
---|---|---|---|
ソープ | 50%~70% | 60分~120分 | 10,000円~40,000円 |
デリヘル | 50%~70% | 60分~180分 | 10,000円~15,000円 |
ファッションヘルス(箱ヘル) | 50%~55% | 30分~60分 | 4,000円~10,000円 |
ピンサロ | 50%~80% | 10分~40分 | (時給)2,500円~4,000円 |
オナクラ | 40%~60% | 20分~60分 | 1,000円~4,000円 |
風俗エステ | 50%~60% | 60分~90分 | 6,000円~10,000円 |
メンズエステ(非風俗) | 50%~60% | 60分~90分 | 5,000円~10,000円 |
SMクラブ | 50%~60% | 60分~90分 | 10,000円~30,000円 |
M性感 | 50%~70% | 90分 | 10,000円 |
おっぱぶ・セクキャバ | 50%~60% | 1セット40分/延長20分 | (時給)3,000円~4,000円 |
「コース料金×バック率」で給料が変わるので、風俗求人を探す時は
- コース料金
- バック率
の両方をチェックする必要があります。
新規入店の女の子は、バック率50%に設定されることが多いです。
「本指名率」「写メ日記の更新頻度」「勤務態度」などの良さでバック率は高くなります。
バック率70%の風俗求人はコチラ
なぜバック率はお店によって大きく異なるの?
女の子の給料を左右するバック率には店によって差があります。
理由は、風俗店が支払うコストに違いがあるからです。
- 事務所の家賃
- 送迎用の車の維持費(ガソリン代など)
- 人件費(ドライバーなど)
- 広告費(男性集客・風俗求人など)
お店の経営方針によって出費するお金が異なるので、当然バック率もお店によって異なります。
ですから、自分が勤める風俗店の給料体系について聞くことは本当に大事です。
必ず面接時に確認して下さい。
ただし、女の子の給料を決定する要因はバック率だけではありません。
給料に関わる重要な要因があるので、ここからはバック率以外の給料の内訳について詳しく説明します。
風俗店で稼ぐために知っておくべきバック率以外の要因
実は、給料の全てがバック料金で決定されるわけではありません。
例えば、人気の高い風俗店で勤務している場合、自分に仕事が沢山回ってくるので給料も高くなります。
高いバック率でも、仕事が無ければ1日の給料はゼロです。
どうせ働くならガッツリ稼ぐことの出来る風俗店で働きたいですよね。
そこで、女の子が絶対に把握しておくべき『給料が左右される重要な要因』について説明します。
- 出勤している女の子の人数に対して、1日の予約本数はいくつか?
- お店の回転率はどのくらいか?
- 雑費(諸費用)や税金などの名目で天引きされる金額はいくらか?
バック率が高い風俗店でも、最終的には仕事の本数で給料が決まります。
給料に関するトラブルが多い風俗業界だからこそ、お店選びは大切です。
①女の子の人数に対して予約が何本あるか
在籍人数や出勤人数が多いほど、自分に予約が回ってこないリスクが高いです。
逆に、在籍人数に対して予約数が多い人気店ならガッツリ稼げます。
気になる風俗求人を見つけた際は、お客様用(男性用)のウェブサイトもチェックして「出勤人数の多さ」を確認すべきです。
②お店の回転率
デリヘルなどの派遣型風俗は、移動時間がかかります。
特に田舎のデリヘル店の場合、片道1時間以上かかる様な遠方の予約を受け付ける場合があるので注意が必要です。
実際のコース時間に変わりはありませんが、移動時間は報酬が発生しません。
女の子からすれると時給が下がるし、効率が悪いですよね。
もしデリヘルなどの出張型風俗店に勤務する場合は「出張可能エリア」を確認するべきです。
出張エリアが広範囲すぎると、回転率が悪くなり、稼ぎにくくなってしまいます。
③給料から天引きされる雑費の割合
風俗求人の中には、バック率の高さを売りにしている風俗店があります。
いくらバック率が高くても、雑費が高額である場合、女の子が受け取る給料は低くなります。
1日5万円の給料付与があったとして、そこから天引きされる諸費用が10%に設定されている風俗店の場合は、5万円×10%=5千円が給料から天引きされてしまう。
風俗店の業種にも寄りますが、雑費の相場は5%〜25%です。
雑費とは、ガソリン代やタオルなどの消耗品代として引かれるものや、紹介料として支払われるものです。
面接の時に雑費について詳しく聞くと良いです。
- 雑費やスカウトバックが引かれるのか?(女の子が負担するのか、お店負担か)
- 具体的にいくら引かれるのか?
本入店する前に、しっかりと確認しておきましょう。
④指名料やオプションのバック率
指名料やオプションは、男性が支払う料金の50%〜100%が女の子に給料として支払われます。
ほとんどの風俗店では、指名料やオプションは100%バックです。
風俗のオプションは、ソフトなものからハードなものまで種類豊富にあります。
コスプレなどはソフトなオプションになり、AF(アナルファック)などはハードなオプションになります。
ハードなオプションはNGにする女性が多いので、OKにしておくと指名が取りやすくなり、給料アップに繋がります。
オプションの女子バック率を見ておかないと、ハードなプレイなのに手取りが低いこともあり得ます。
風俗の面接で給与交渉できる
「女の子がお店に対して給与交渉を行える」って知ってましたか?
あまり知らない女性が多いんですが、面接時に給与交渉することは可能です。
面接時にバック率を上げてもらう
女の子のバック率は第一印象で決まります。
風俗は接客業ですから、愛想・サービスが良く、顔の良い女の子が重宝されるからです。
風俗求人に「普段着でお気軽に面接に来てください!」と記載があっても甘く見てはいけません。
実際にお客様と接する様な服装と態度で面接に臨むべき。
間違ってもすっぴんやスウェット姿で面接に伺うことは避けるべきですよ!
風俗店の経験者の場合は優遇されることも
他の風俗店で勤務経験がある女性は給料について優遇される場合もあります。
風俗経験のある女性は、過去に貰っていた給与金額をお店に提示することが交渉材料の一つになります。
また、連絡が取れるお客様の人数も伝えると、バック率が上がりやすいです。
前に在籍していた風俗店から自分のファンを連れてくることが出来れば、お店の利益になります。
バック率アップ交渉材料として強い武器になります。
どの業種の風俗店でも指名を取ることが出来る女の子は重宝されるので、いかにファンを囲うかが重視されます。
- 経験者であることを伝える
- 指名客がいることを伝える
今のお店の給与に不満があるなら移転も
今現在働いているお店で給与交渉を行うことも不可能ではありません。
活躍している自信があれば、相談してみるのも手です。
指名をたくさん取っている女の子であれば、自分にファンがいることを交渉材料として相談することが効果的です。
『給料に不満があって、応じて頂けないのであれば他のお店へ移店を検討している』ことをそれとなく伝えてみれば、お店側も対応せざるを得なくなります。
風俗求人に応募する際も同様のことが出来るので、自分の状況を把握した上で値段交渉してみて下さいね。
異常にバック率が高いお店は注意
インターネット上の風俗求人を見ていると、以上に高いバック率を売りにしている風俗店があります。
一見魅力的な求人に見えます。
しかし、これまでに説明した通り雑費などで高額料金を天引きされてしまうケースがあります。
なぜ、バック率が高いのかを知る必要があります。
バック率の高い風俗店はお店が存在しないケースも
異常にバック率の高いお店が求人を出している場合、店舗自体が存在しないケースがあります。
「経験したことのある」と言う女性は多いです。
店舗が存在しない場合、何かと理由を付けられて別の系列店への勤務を勧められます。
高いバック率で女の子を釣っているだけなので注意しましょう。
風俗店のバック率まとめ
風俗店のバック率について分かりやすく解説しました。
- バック率の相場は「50%〜70%」
- 女の子のルックスや経験によって決定される
- バック率以外にも給料を決定する要因は複数存在する
- 面接時に確認しておくべき重要ポイント
- 状況次第でバック率交渉が可能
風俗業界は完全歩合制の仕事です。
なので、夜職の給与体系は昼職と大きく異なります。
女の子自身がお店の給与内容について理解しておく必要があります。
「私の給料って平均より低いかも?」と思う女性は移籍をおすすめします。